家が浄土真宗系のお寺なのですが・・・私の父親は、浄土真宗で母親が日蓮宗です。お墓は、浄土真宗のお寺にあります。圓宗院様は、天台宗系のお寺と聞きましたが、供養をお願いしても構わないでしょうか？
	菩提寺があるようであれば、親しいご住職に相談されては如何でしょうか？当院にお申し込みいただいてる方のほとんどは、誰にも相談できず、菩提寺もないという方々です。たとえ菩提寺があっても、相談が出来ないとか、距離が離れているといった場合は、当院でも受け付けいたします。加えて言うならば、仏教は一つであり、菩提を弔い、祈ると言うことは、どのお寺でも同じです。当院は、天台の流れをくみますが、宗派を越えてひろく受付をいたしております。それでよろしければ、お申し出下さい。
	戒名は、必要でしょうか？
	戒名とは、仏様のお弟子になると言うことです。ご先祖が戒名を授かっておられると同様に、水子も同じ魂としての仲間入りをするためにも、戒名を授けております。特には、水子の場合、名前もなく・遺骨もなく・遺品もありません。 戒名は、有り難いお経の中から頂戴し、お授けいたしますが、もし、付けていただきたい文字がありましたら、お申し出下さい。検討した上で、戒名を授与いたします。（付けられない文字もございます）
	位牌は、自宅に置くのでしょうか？誰にも知られることなく、ご供養をお願いしたいと思っていますが、位牌を作っていただいても自宅に置くことは出来ません。
	位牌は、すべて当院でお預かりいたしますので、ご安心下さい。その理由は、ご質問のように内緒で供養をしたいという方の為。次に、水子はこの世に存在すらしていないために、本人は覚えていても、その御子様、孫の代になると、忘れ去られてしまいます。忘れ去られ「無縁仏」とならないためにも、当院にて永代供養を行っている次第です。当院は、年中無休ですので、ご都合にあわせて、来院下さり、その時にどうぞ我が子のお位牌にお参り下さい。ご予約の上ご来院ください。
	別れた彼が、別のお寺で供養しているのですが・・・
	あなた自身も、すでにちゃんとした形で、ご供養されているのであれば、必要ないでしょう。しかし、そうでないのであれば、ご供養されることをおすすめいたします。別のところでも供養を行うと、霊が迷うのではないか？とご心配の方も多々おられますが、仏教的には、反対です。供養を繰り返すと言うことは、とても良いことです。例えば、門跡寺院は歴代天皇陛下のお位牌をお祀りしております。全国、17ヶ寺の門跡寺院でもそれぞれご供養しております。ということは、天皇陛下のお位牌も17箇所のお寺で、１７基あることになります。これは、それぞれのお寺で鎮護国家を祈るという意味においても良いこととされているのです。

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